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被災をされたみなさまに、心よりお悔やみ、お見舞い申し上げます。
未曽有の大災害となりました。当事務所も、3月11日当日は、四ツ谷のビルの7階のフロアーで本棚等が大きく揺れ、資料等が散乱する等の被害を受けましたが、その後に知った東北南部や関東北部の太平洋岸地域における被災の状況や、今も福島原発周辺で放射能におびえている方々に比べれば何でもないことでした。心より、お悔やみ、お見舞い申し上げます。
震災直後は、クライアントの各企業の休業に伴う利害関係の調整、突然の取引中止に伴う損害の調整等に追われましたが、3月24日、私が所属する第二東京弁護士会の今年度最後の常議員会が行われ(常議員会は、第二東京弁護士会において、選挙で選ばれた40名の常議員で構成する言わば国会のような機関であり、私は今年度常議員でした。)、第二東京弁護士会として、「緊急災害対策本部」を立ち上げることを確認しました。被災者の方々に対する支援、法律相談、原発問題に関する政府や東電に対する適切な情報提供の申し入れとその監視、原発問題の首都圏への影響の調査・検討等、弁護士会として行うべき様々な問題があると思われるからです。
多数の人口を抱える首都圏に比較的近いところで、国際標準で「レベル6」とも言われる原発事故が起きるという、歴史的にも世界的にもかつてない事態となってしまいました。広島、長崎を経験した私たちは、再び、放射能の問題と向き合うことになったのです。
しかしながら、私は、みんなで知恵を出し合い、力を合わせて、新しい日本を作っていくことが可能であると信じるものです。
微力ではありますが、私も、力を尽くす所存です。
2011年3月 石井逸郎
宜しくお願いします!
弁護士の石井逸郎と申します。宜しくお願いします。第二東京弁護士会に所属しています。40歳になった昨年は、第二東京弁護士会副会長をしておりました。副会長のときは、刑事弁護委員会、裁判員裁判実施推進センター等を担当し、裁判員裁判と対象事件が全面的に拡大された被疑者国選弁護制度の施行に立ち会うことができました。詳しくは、私のホームページをご覧下さい(http://www.itslaw.info/)。
一昨日の(2010年9月21日)、検察当局が、厚生労働省の村木局長の汚職が疑われた事件の無罪判決に対する控訴を断念するとともに、この事件を担当した前田主任検事を証拠隠滅の容疑で逮捕した、とのニュースには驚きました。
大阪地検特捜部のエースとも言われた、前田主任検事のデータ改ざんというニュースに、恐怖を感じた人は多いのではないでしょうか。
しかし私の実感では、ここまでの悪質な証拠改ざんはないかもしれませんが、検察にとって都合の悪い証拠を隠すなどのケースはこれまでにも普通にあったことです
むしろ、これまでの検察当局なら、こうしたケースも、何とか組織内でもみ消そうとしたのではないでしょうか。そうではなく、この際、組織の膿を出そうと検察当局が考えたのであれば前進です。裁判員裁判がテコになって、刑事司法の古い部分が明るみにされつつあります。裁判員を前に、裁判官も、検察官も、私たち弁護士もいい加減なことは許されない時代になったことを肝に銘じたいと思います。
話は変わりますが、私は、仕事の性格もそうですが、私的にも、事件とか、人の心理状況とか、古代史とかを、「推理」し「想像」するのが好きですし、たぶん、得意だと思います。みなさんと、新しい時代を「推理」して、語り合うのは、もっと好きなことです。
2010年9月 石井逸郎

